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「理系が苦手?」それ本当に結論ですか

2026年5月23日


2026年静岡県公立高校入試の平均点は、


国語32.6点 英語33.0点 社会31.6点 に対し


数学24.7点 理科23.3点


理系科目が低い結果となりました。


これは、例年通りの傾向です。


静岡県では数学・理科において得点差がつきやすく、合否を分けるポイントになります。


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現場でも「入塾時に」理系科目が苦手な生徒の割合は高まっているように感じます。(当然、入塾後は出来るようになります)


もちろん、最初から得意な生徒はいます。


ただ、藤栄館での実態からすると、


最終的に高結果を残す生徒は、


「才能ある生徒」より「努力を続けた生徒」


の方が、圧倒的に多いです。


また、数学は「センス」「才能」と言われることがあります。


確かにそういう一面もあるかもしれません。


しかし、それ以上に大事なのは、


「触れた時間」

「取り組んだ量」

「自分で解いた数」

「分からなくても考えた経験」


こうした「時間」「努力」の積み重ねです。


特に小中学生において「触れた時間」は重要で、スポーツや習い事でも同様のことが言えると思います。


また、現時点での周囲との比較ですぐに諦めてしまう生徒がいますが、


「伸びるまでの時間には、個人差がある」

「後から伸びる人は、普通にいる」


こういう事実を知っておくことも大切です。


そう考えると、現時点での結果だけで

『理系は苦手』と結論づけてしまうのは、

少し早すぎるかもしれません。


「今できるかどうか」は

「将来できるかどうか」

を決める絶対条件ではないのです。


さらに続けると、


「苦手」と「向いていない」は違います。


今苦手だと感じていることは、

「成長の途中」であり「適性の否定」ではありません。

(そもそも全く取り組んでいなければ、苦手と感じることすら、ありません)


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2025年全国学力調査の結果から、世間を驚かせる報告がありました。


それは、算数・数学や理科において、


「男女の正答率にほとんど差がない」


という事実です。


つまり、


「男子の方が理系は得意」

「女子は理系が苦手」


といったイメージとは違い、実際の学力そのものに差はなかったということです。


何なら、昨年の藤栄館(中3)では、理系科目の上位者は女子の方が多く、文系科目の上位者は男子の方が多くいました。


数学の歴代最高偏差値80(5104名中1位)を記録した生徒も女子です。


しかし、この調査には、続きがあり、


「女子の方が理系科目を『好き』『得意』と感じる割合が低い」ことも報告されました。


つまり、


「できる・できない」と

「そう思っているかどうか」


は別問題だということです。


この背景については、文部科学省も「無意識の思い込み(ステレオタイプ)」の影響を指摘しています。


自分の力を過信して、根拠もないのに自己評価が高過ぎるのは、それはそれで問題です。


しかし、本来できる力があっても

「自分は〇〇だから」と思い込むことで、挑戦する前にブレーキがかかってしまうことは避けたいものです。


これは男女に限らず、勉強に限らず、誰にでも起こりうることです。


(私も年齢を言い訳に「出来ない」と決めつけてはいけないと思いました)


「今できない」は、未来の可能性まで否定するものではありません。


思い込みで可能性を狭めてしまうのは、非常にもったいないことです。


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「理系が苦手?」


それは、まだ『結論』ではなく『途中』の話かもしれません。


そして、その『途中』は、これからいくらでも変えていけます。


藤栄館では、


「理系を強化したい」

「今の自分を変えたい」

「今よりも成長したい」


そんな生徒をお待ちしております。


ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。



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<補足>

私(塾長)はというと、自己分析が不十分で、高2までは理系でしたが、高3から文系に変更と少し遠回りしてしまいました。


「悪く言えば、中途半端」

文系も理系も「極めていない」ことが高校生の指導を行えない理由の一つです。


「良く言えば、バランスが良い」

中学生は5教科全て集団授業も個別指導もハイレベルな指導を行えます。


私(塾長)もまだ「途中」です。


生徒と共に、さらなる成長に向けて、日々奮闘しています。

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