top of page

ノミのジャンプ力 「自分の可能性」

2025年4月5日


『ノミのジャンプ力』~自分の可能性~


みなさんは「ノミのジャンプ力」の話をご存知でしょうか?

数ミリの小さな体のノミは約30cmのジャンプ力があるそうです。

人間でいえば、50階建ての超高層ビルの高さくらいです。(静岡市の葵タワー・浜松市のアクトシティーの2倍以上!)


そんな驚異的なジャンプ力をもつノミですが、こんな実験がありました。

ノミをコップに入れて蓋をします。

すると、ノミはコップから出ようと必死にジャンプしますが、蓋に頭をぶつけて、出られません。

何度もそれを繰り返すうちに、ノミは蓋にぶつからないように、ジャンプ力を自ら弱めていきました。

跳んでもぶつかって痛いだけ。

しかも、出られない。

そんなことを学習したノミは、高く跳ぶこと自体を諦めてしまったのかもしれません。


この実験には続きがあります。

その後コップの蓋を取りましたが、ノミは蓋があった時の高さしか跳べなくなってしまいました。

自分のジャンプ力(自分の能力の限界や可能性)を忘れてしまったのでしょうか。


これは、子供たちにも同じことがいえそうです。

『自分の限界を自分で勝手に狭めてしまう』

『本当はできるのにやろうとしていない』 など


特に小中学生の時期に自分の可能性を狭めてしまい、自分の成長を自ら止めてしまうのは、非常にもったいないことです。


「本当にできないの?」

「やろうとしていないだけ?」

この違いはとても大きいですよね。


藤栄館では、生徒一人ひとりが本来持っている『自分の可能性』『自分の限界』を引き出すことを目指しています。


自分の可能性を安易に狭めることをしない「考え方」を養うことが、きっと他の場面でも役立つと思って生徒と接しています。

bottom of page