2025年12月11日

中学3年生は、いよいよ受験校決定に向けて佳境の時期に入りました。
当塾でもボーダーライン上の生徒を中心に進路に関しての相談があります。
第一志望の合格可能性が低い場合、どういう選択をするのが適切なのでしょうか。
結論としては、それは「ご家庭による」となります。
なぜなら、最終的には高校受験にどういう意義を見いだすかは、各ご家庭のご判断となるからです。
例えば
「悔いがないよう、挑戦してほしい」
「どうしても公立にいってほしい」
「私立単願も視野に入れて考えたい」
上記のような見解の違いによっても、最適な選択は変わってきます。
ただ、個人的には、内申がボーダーラインを越えていて、公立同士で悩んでいるならば、12月1月の模試結果を見て判断でも遅くないと考えています。(私立単願は年内に決める必要があります)
私が先延ばした方が良いと考える理由としては、
「本人の意思が強いのならば、たとえ最終的に変えることになっても、ギリギリまでは最善を尽くしてほしい」
「志望校を下げて勉強量を増やす子はいない(むしろ緩む子がほとんど…仕方がない部分もありますが)」
といった点です。
勿論、最終的に力及ばずの場合は、1月2月の段階で志願変更もやむを得ないでしょう。
実際藤栄館では、藤枝東高校は9年連続全員合格(合格率100%)をはじめ他の高校も高い合格率で決して無理な受験を勧めることはしません。
ただ、せっかく出会った生徒に人生で一度か二度しかない受験という「試練」をそう簡単に諦める癖はつけてほしくないと考えています。
仮に最終的に志願変更になったとしても「夢に向かってギリギリまで全力を尽くした」のと「無理『そう』だから早々と諦めた」のとでは、後の人生における『考え方』にも影響してくるのではないでしょうか。
これから冬期講習に入ります。
ボーダーライン上の生徒でなくとも、受験生には非常に厳しい冬となります。
桜(ソメイヨシノ)が開花するための条件の一つに「厳しい寒さを乗り越える」というものがあります。
桜は、冬に入る前に、厳しい寒さから身を守るため、「休眠」という状態に入り、
この休眠状態を解除(打破)するためには、一定期間、低温にさらされることが必要不可欠だそうです。
冬に十分な寒さを経験した花芽は、春に向けて開花の準備を始めます。
しかし、冬が暖かすぎると休眠打破がうまくいかず、開花が遅れたり、花の数が少なくなったりすることがあります。
志望校合格を「桜咲く」などと言い換えることがありますが、合格するための条件もある意味「厳しい冬を乗り越える」ということかもしれません。(奥が深いですね)
私立入試まであと2か月、公立入試まであと3か月を切りました。
厳しい冬を乗り越えて、全員で志望校合格の花を咲かせましょう!
がんばれ受験生!!