2025年3月14日

本日静岡県公立高校の合格発表がありました。
塾生の公立高校受験者は全員合格しました。
2025年卒業生11名全員の進学先は下記の通りです。
藤枝東6名
藤枝東9年連続40名全員合格!
合格率100%!!
磐田南1名 島田2名
藤枝明誠1名 焼津1名
例年より中3生が少ないこと(昨年中3は25名、今度の新中3は26名)以外は、あまり進学先等は変わりませんが、ここに至るまでには、例年では考えられないほどのドラマ(後半の伸び)がありました。
今年の藤栄館生の特徴を一言で表すと「逆転」です。
これほど1年間で自己最高偏差値を更新した生徒が多く、冬休みから直前期に偏差値を伸ばした学年は過去に例がありません。
今年一番進学先として多かった藤枝東高校を例に挙げると、藤栄館では偏差値65以上を目標にしています。
しかし、中3になってはじめての静岡県統一模試では偏差値65以上は僅か1名でした。
ちなみに、過去の藤枝東合格者は、昨年は半数以上、一昨年は全員が中3スタート時点で既に偏差値65を超えていました。
保護者様はご存知だと思いますが、受験生が「偏差値1上げる」のは、低学年と違い、本当に大変なことです。
特に、受験生の2学期以降は、どの生徒も(他塾の生徒も)必死に勉強していますから、
『偏差値や順位を上げる=元々自分より上にいる生徒を抜く』のは並大抵の努力では、実現不可能です。
私も指導経験上、2学期以降の大幅アップは入塾したての生徒でない限り、ほぼ無理だと考えていました。
実際、今までの経験則から、そう思い込んでいました。
それが、12月1月の模試にかけて、これまでの努力が、一気に結果となって表れてきました。
具体的には、この直前2か月で、自己最高偏差値更新者が11名中8名でした。
この躍進ぶりには、私も驚かされました。
過去2年で同時期に自己最高偏差値を更新した生徒の割合は、下記の通りです。
(昨年)25名中3名 (一昨年)19名中2名
こう考えるといかに「凄まじい伸び」「逆転」だったかがお分かりいただけると思います。
中には1年以内で偏差値15UP、偏差値13UP、偏差値9UPなど…これも過去に例がありません。
彼らは本当によく頑張りました。
私は指導歴24年になりますが、良い意味で、自分の固定観念を壊してくれました。
私は、彼らに受験勉強はもちろん、受験に対する心構えなどを教えているつもりでしたが、むしろ、彼らから、
「諦めずに、結果が出るまで継続することの大切さ」
「人が変わるには時間がかかり、それを待つことの大切さ」
を教わりました。
特に、最近では、生徒がすぐに改善できなくても「変わるまで待つ」ことをかなり意識するようになりました。
本当に感謝しています。
みなさんから学んだことを、今後の指導に生かしていきます。
みなさんの高校進学後の更なる飛躍を期待しています。
藤栄館では3月から新学年がはじまり、既に新中3の入試対策も土日を中心にスタートしました。
新中3生は、少子化が進む中、有難いことに新学年を過去最多の人数でスタートし、非常に勢いがあります。
人数が多くても、きめ細かい指導は継続し、全員第一志望校合格に向けて精一杯指導してまいります。